2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

茂木健一郎『生きて死ぬ私』

昨日まで旅行していた。旅先で、茂木健一郎の『生きて死ぬ私』を読んでいた。茂木健一郎をちゃんと読むのは、随分昔に読んだ『脳と仮想』以来だ。今回の本は、三十代の茂木が書いたエッセイだった。彼は、あまり手に取る気にならないような本も沢山出してい…

8月10日の日記

英会話スクールに通うことにした。スパルタ教育らしい。二千数百年後の東アジアにまで名を残してるんだから古代ギリシアはすごいなぁ。 英語が嫌いだ。ドイツ語もフランス語も嫌いだ。哲学も嫌いだ。嫌だ嫌だと言いながら、なぜ勉強しようとしているのか自分…

福原泰平『 ラカン――鏡像段階:現代思想の冒険者たちSelect』(2017/8/9更新)

斎藤環『生き延びるためのラカン』の方が初学者向きだとは聞いていたが、「現代思想の冒険者たち」シリーズで最も評判の良いこの本から手をつけることにした。 「語ることは畢竟、目の前の個々人に向けられた行為ではなく、日本語なら日本語といった語りえぬ…